燃費悪化の理由は?基本の確認5項目

「最近、なんとなく燃費が悪くなった気がする…」
そんなお悩みは、季節や走行環境だけでなく、車のコンディションが原因となっている場合が少なくありません。燃費の悪化は放置すると余計な出費につながるだけでなく、車の故障リスクを高めてしまうこともあります。
この記事では、燃費が落ちたと感じたときにまず確認したい5つのチェックポイントをわかりやすくご紹介します。ぜひ参考にしてください。
1. タイヤの空気圧は適正ですか?
最も盲点になりやすく、燃費悪化との関連が深いのがタイヤの空気圧です。
空気圧が低下すると路面との抵抗が増え、車が余分な力を使うため、燃費が悪化します。
■ 空気圧低下の影響
- 燃費が3〜10%悪化することも
- タイヤの片減りを招き、交換時期が早まる
- ハンドリング性能の低下
特に冬場や気温差が大きい季節は、空気圧が自然に下がりやすいため、月1回のチェックが理想的です。
2. エンジンオイルの劣化・不足
燃費悪化の原因として非常に多いのがエンジンオイルの劣化です。
■ なぜオイルで燃費が下がるの?
エンジン内部の潤滑が悪くなると抵抗が増し、エンジンがスムーズに回らなくなります。その結果、必要以上に燃料を消費するようになります。
■ 交換の目安
- 5,000kmまたは半年に1回が基本
- ハイブリッド車はもう少し長くてもOKだが、1年以内が安心
カー・ドクターではメーカー基準に沿ったオイルを使用し、車種に応じた最適な交換をご案内しています。
3. エアフィルター(エアクリーナー)の汚れ
エンジンに取り込む空気をろ過するエアフィルターが汚れていると、空気量が不足し燃料とのバランスが崩れてしまいます。
その結果、エンジンは力を出すために余分なガソリンを必要とし、燃費が悪化する仕組みです。
■ エアフィルター交換時期の目安
- 軽自動車:約4万km
- 普通自動車:約5万km
ただし、使用環境によって交換時期は早まることがあります。例えば都会の渋滞や交通量の多い道を頻繁に走る場合、排気ガスやほこりを多く吸い込みやすくなるため、2万〜2万5,000km前後での交換が推奨されることもあります。また、未舗装の山道や路線バスの通る道など、ほこりや塵が多い環境も早めの交換が望ましい条件です。
走行距離だけでは判断しにくいパーツですが、こうした環境を目安に点検・交換を検討すると安心です。
カー・ドクターでは点検時にフィルターの状態を見せながらご説明するため、安心して交換判断いただけます。
4. ブレーキの引きずり(ブレーキが軽く当たっている状態)
意外と気づきにくいのがブレーキの引きずり。
ブレーキパッドが軽く当たったまま走り続けると、常に抵抗がかかり燃費が急激に低下します。
■ 引きずりのサイン
- ホイールだけが異常に熱くなる
- 走行中に焦げたようなニオイ
- 走りが重い
- 最近やたら燃費が悪い
この症状は放置すると重大な故障(キャリパー固着等)につながるため、早めの点検が必要です。
5. センサー類の異常(O2センサーなど)
最近の車は燃料の噴射量を各種センサーで調整しています。
そのため、O2センサーやエアフロセンサーの異常があると、燃料の制御が狂い、急激な燃費悪化を招きます。
■ よくある症状
- アイドリングが不安定
- 加速が鈍い
- エンジンチェックランプ点灯
- 走りは普通なのに燃費だけ悪い
センサー異常は目視で判断できないため、診断機を使ったチェックが必要です。
燃費が悪いと感じたら、早めの点検を
燃費悪化の原因はひとつではなく、複数の要因が重なっていることもあります。
また、見た目では問題がなさそうでも、内部で劣化が進んでいるケースも多くあります。
カー・ドクターでは、
- タイヤ・オイル・フィルターの点検
- ブレーキチェック
- 車両全体の安全点検
…といった燃費改善につながるメンテナンスを幅広く行っています。
点検は短時間ででき、費用も大きくありません。
「最近燃費が悪い気がする」「どこが悪いのかわからない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
カー・ドクターは、最所産業のアポロステーション(ガソリンスタンド)として、新出光(IDEX)の特約店として提携し、久留米市内4箇所にてご相談を受け付けています。
ぜひお気軽にお近くのカー・ドクターへご相談ください。
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